新たな魅力を持った山脈モンブラン
岐阜県各務原市に位置する自家焙煎珈琲専門店「喫茶室山脈」が、2026年8月1日よりその看板メニューである「山脈モンブラン」を初めてリニューアルすることを発表しました。オープン以来7年間、多くの人々に愛され続けてきたこのモンブランが、どのように変わるのか期待が高まります。
リニューアルの背景と素材の見直し
「山脈モンブラン」は、岐阜県を代表するスイーツとの思いから誕生しました。これまでのレシピでは、風味豊かな抹茶とヘーゼルナッツパウダーを組み合わせて、深い味わいを実現していました。しかし、近年の異常気象の影響でヘーゼルナッツの価格が高騰し、また世界的な抹茶人気のため、その原材料も値上がりしています。そこで、素材を再考することにしました。
新たに選ばれたのは、地元・岐阜県産の緑茶です。緑茶はその風味が優しいため、味わいに工夫が必要ですが、上品な甘みを持つ和三盆糖を加えることで緑茶の香りを引き立て、後味にはほろ苦さが残る見事なバランスに仕上げられました。これに伴い、ヘーゼルナッツはアーモンドパウダーに変更され、緑茶との相性も向上しています。また、モンブランに使用する栗クリームには、引き続き岐阜県産の和栗が使われています。
栗と珈琲のモンブランも進化
もう一つの看板商品「栗と珈琲のモンブラン」もリニューアルされます。このメニューは、発酵バターのタルト生地に、コーヒーとラム酒の香りが高まるように作られています。今回のリニューアルでは、「栗」と「コーヒー」の風味をより強調し、見た目も大きく変わります。
具体的には、フランス産のシロップ漬けした栗をタルト生地に合わせ、自家製のエスプレッソガナッシュを新たに使用。焙煎室で丁寧に焙煎された豆を使ったこのガナッシュは、コーヒーのリッチな味わいを閉じ込めています。クリームもより濃厚なマロンクリームへと進化し、珈琲とのペアリングを一層楽しむことができるでしょう。
店主の思い
喫茶室山脈の店主である小木曽裕さんは、「地元の素材を使い、地域の方々にも誇れるモンブランを作りたいという思いは、オープン当初から変わりません」と語ります。今回のリニューアルも予想外の形での見直しとなりましたが、それによって理想に近づくことができたと感慨深げに話しています。「美味しさを継続できるような素材選びが、これからも続けられればいいですね」と小木曽さんは力強く言います。
新価格と販売開始日
両商品とも若干の価格改定がある予定です。詳しい情報は、店頭または公式ウェブサイトでの発表を待ってください。そして、販売は2026年8月1日から開始される予定です。
喫茶室山脈とは
2019年に開業した喫茶室山脈は、築100年以上の古民家をリノベーションした店舗です。犬山城家老の別邸を移築したこの場所では、手入れの行き届いた庭とともに、静かに過ごす時間が訪れる人々に愛されています。姉妹店の「焙煎室山脈」では、丁寧に焙煎されたコーヒーも楽しむことができます。
皆さんも、喫茶室山脈で新たなモンブランを味わい、コーヒーとの素晴らしいマリアージュを楽しんでみてはいかがでしょうか。