化粧品産業技術展CITE JAPAN2025 - 様々な素材が集結
2025年5月14日から16日にかけて、横浜のパシフィコで開催される「CITE JAPAN2025」に、築野グループ工業が出展します。この展示会は化粧品業界における最新の技術や素材を紹介するイベントで、多くの研究者や業界関係者が集まる貴重な場所です。築野グループは、肌や髪に良い数々の素材を提案します。特に注目すべきは、スキンケアやヘアケア、紫外線対策における最新の化粧品素材です。さらに、イソステアリン酸も出展予定で、その多様な応用方法が期待されています。
CITE JAPANとは?
化粧品産業技術展は最新の技術や素材が一堂に会する場として、長年にわたって業界の発展に寄与しています。この展覧会では、有意義な情報交換が行われ、多彩な展示が行われます。築野グループは、自社のファインケミカル事業やオレオケミカル事業から、様々な素材を提供し、その効能を広めることを目指しています。
出展内容と演題発表
築野グループが出展する素材には、Ri:bra®シリーズのほか、日本の伝統的なこめ油や、自然由来の化粧品成分が含まれています。特に米ぬかから抽出した成分に注目し、育毛やスキンケアに役立つ情報が発表される予定です。
1日目: 育毛市場の新たな可能性
5月14日(水)の演題では、天然素材に基づく育毛成分について紹介します。米ぬか由来の「イノシトール」と「フィチン酸」が育毛にどれほど効果的であるか、使用経験の豊富さをもとにお話しします。
2日目: 肌を再生する「マイクロピーリング」
5月15日(木)は、フィチン酸の優れた効果について具体的に説明します。強い刺激を与えずに肌のバリア機能を保ちながら、肌トラブルをやさしく改善する技術に関心が高まります。
3日目: 歴史的なヘアケア素材の再発見
最終日である5月16日(金)は、平安時代から続く米ぬかを用いたヘアケアについての発表です。米ぬか由来の成分が持つヘアケアの効果が、どのように現代の製品に応用できるのかを検証します。
地元の素材を最大限に活かす
築野グループは、米ぬかの持つ成分に着目し、持続可能な形でその効果を引き出す努力を行っています。米ぬかは日本の伝統的な素材でありながら、現代の化粧品にも活用できる可能性を秘めています。今回の展示会を通じて、多くの方にその魅力を知っていただくことを願っています。
地球に優しい製品開発やSDGsへの貢献を考える中で、築野グループは地元の素材を尊重し、未来の化粧品産業に新しい風を吹き込むような取り組みを続けていきます。