パンの未来をさぐる!2026年に流行するパンは?
日本のパン市場は急成長を遂げ、今や家庭でも主食として広く受け入れられています。日販セグモ株式会社が運営する「パンシェルジュ検定」では、合格者たちを対象に2026年に注目されるパンの予測を行いました。この調査結果を元に、これからのパンのトレンドや消費者の嗜好について探ってみましょう。
パン愛好家の意見を反映した調査
本調査は、「パンシェルジュ」と呼ばれるパンの専門知識を持つ合格者150名へのものでした。彼らは年間約7万個ものパンを食べており、その消費金額は約1,200万円にのぼります。一般的な日本人のパン消費量の約2倍以上という驚きの数字からも、パンに対する情熱が伺えます。
購入時に重視される素材
調査によると、パンを購入する際に“パンシェルジュ”たちが最も重視しているのは「素材(原材料)」でした。特に米粉に注目が集まり、その理由には「グルテンフリーで誰でも食べられる」「健康に良い」という意識が反映されています。また、米粉のもっちり感を楽しみたいという願望も多く見られました。さらに、「全粒粉」「発酵バター」「国産小麦」など、健康志向にマッチした素材も支持されています。
今後の人気パン予測
2026年に流行すると予測されるパンの第1位には、やはり「ベーグル」が選ばれました。専門店の増加や健康志向の高まりがその背景にあります。ベーグルは、ハードタイプからスイーツ感あふれるものまで、多様なスタイルが楽しめる点が魅力的です。
続いて「クロワッサン」も人気があり、従来スタイルだけでなく、バイカラーや伸びるクロワッサンといった新たなアレンジも注目を集めています。これに加えて、デンマークの100%ライ麦パン「ロブロ」や米粉パンも、今後さらなる存在感を発揮すると期待されています。
パンシェルジュの存在意義
パンシェルジュ検定は、パンに関する豊富な知識を持つ人を育成することを目的としており、その知識は日常のパンライフを彩る重要な要素です。合格者たちは、一般消費者の視点を持ちながらパンの専門家としても活動し、企業の商品の開発や販促にも寄与しています。そんな彼らが語るパンへの熱意や専門知識は、今後のパン業界にとって非常に貴重です。
未来のパンを共に創造しよう
2026年3月には「第32回パンシェルジュ検定」が開催されます。興味を持った方はぜひ参加を検討してみてください。パンの奥深い世界に触れ、愛好家としての一歩を踏み出すチャンスです。さらに、申込者には有名パン職人のオリジナルレシピもプレゼントされる特典も付いています。特別な経験が待っていますので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
申込情報
- - 開催日:2026年3月1日(日)
- - 受験料:3級4,900円、2級5,900円、1級7,700円(併願割あり)
- - 申込締切:2026年1月26日(月)
- - 詳細は公式HPをご覧ください。