尾上右近と市川團子が振り返る歌舞伎名作『義経千本桜』の魅力

尾上右近と市川團子が語る歌舞伎の魅力

歌舞伎ファン必見のイベント、「歌舞伎家話」がいよいよ第43回を迎え、尾上右近さんと市川團子さんが出演します。このオンライントークショーでは、様々なゲストを迎え、歌舞伎や芸能に関する貴重なお話が展開されます。今回は特に、二人がWキャストで演じた名作『義経千本桜』に焦点を当てます。

歴史的な舞台体験

2023年、松竹創業130周年を記念して、歌舞伎座では三大名作の一つ『義経千本桜』が上演されました。この作品で、尾上右近さんと市川團子さんは、狐忠信という重要な役をWキャストで演じたことで、注目を集めました。今回のトークショーでは、彼らの舞台への熱い思いと挑戦が語られます。

幕が開けた特別な瞬間

二人が「義経千本桜」で狐忠信を演じるのは、今回が初めてのこと。尾上右近さんが清元栄寿太夫として立唄で参加したAプロ＜吉野山＞では、團子さんが狐忠信に挑むなど、互いに刺激を受ける瞬間が多数ありました。このように二人は、年代を超えた豪華な競演を通じて、互いに成長を促し合ったのです。

特殊な演出法の魅力

音羽屋型と澤瀉屋型、それぞれ異なる演出によるこの公演では、観客を魅了する新たなダイナミズムが生まれました。今回のトークショーでは、彼らが感じた演出の違いや役作りの過程、舞台での体験を振り返ることで、視聴者にとっても貴重な学びとなることでしょう。

また、出演者の二人は「立川立飛歌舞伎特別公演」での共演が続いていることもあり、世代が異なっても歌舞伎への思いでは共鳴し合う存在です。このクロストークではそれぞれの視点を交えながら、様々なエピソードが飛び出すことが期待されています。

イベント詳細

「歌舞伎家話第43回」は、2023年11月15日（土）19時から生配信されます。トークの内容は約70分の予定。視聴料金は2,000円（税込）で、配信終了後は11月30日までアーカイブが視聴可能です。購入は公式サイトやイープラス「Streaming+」から可能です。

皆さんもこの貴重な機会を逃さず、尾上右近さんと市川團子さんの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。歌舞伎のバラエティ豊かな世界と、彼らの情熱を一緒に楽しむ、素晴らしい瞬間が待っています。