肌のバリア機能
2026-03-24 12:03:32

新発見!肌を守る‘トリセルラータイトジャンクション’の役割とは

トリセルラータイトジャンクションの発見



肌の健康を保つためには、さまざまなバリア機能が必要不可欠です。特に、日本メナード化粧品株式会社が発見した「トリセルラータイトジャンクション」は、表皮のバリア形成において重要な役割を果たすことが最近の研究で明らかになりました。これは、表皮の顆粒層における3つの細胞が接する部位に存在し、細胞間の隙間をなくして水分蒸散を防ぐ特殊な構造です。

バリア機能とトリセルラータイトジャンクションの関連性



研究によると、このトリセルラータイトジャンクションが減少することが、顆粒層および角質層のバリア機能の低下につながることが確認されました。具体的には、トリセルラータイトジャンクションの形成に関与する遺伝子、LSRの発現量が多い人ほど、高いバリア機能を持っていることがわかりました。この発見は、肌のバリア機能維持に非常に重要な要素であることを示しています。

ガーデニアエキスの効果



さらなる研究では、トリセルラータイトジャンクションの形成を促進する成分として、独自開発した「ガーデニアエキス」が注目されています。このエキスは、日本メナード化粧品が高温抽出法で得たもので、肌のバリア機能を強化し、うるおいを保つ効果が期待されています。

表皮の仕組みとバリア形成



人の表皮には、外部からの刺激や水分蒸散を防ぐために2つのバリア構造が存在します。通常、角質層と顆粒層からなるこのバリアは、健康な肌にとって欠かせないものです。角質層は細胞間脂質や天然保湿因子で形成され、顆粒層ではタイトジャンクションが構成されています。ここで、トリセルラータイトジャンクションが果たす役割の重要性が浮かび上がります。

トリセルラータイトジャンクションを強化する意義


トリセルラータイトジャンクションは顆粒層の細胞同士を密着させる役割を果たしているため、これが減ると顆粒層のバリア機能が弱まります。さらなる詳細な調査において、トリセルラータイトジャンクションの形成に必要な遺伝子であるLSRの発現量を低下させた場合、バリア機能の指標である経上皮電気抵抗値が低下することが確認されました。このデータは、トリセルラータイトジャンクションが形成されることで、バリア機能が維持されることを示しています。

まとめと今後の展開



これらの研究成果は、今後肌の保湿を目的とした化粧品の開発に大きく貢献することが期待されます。特にガーデニアエキスの効果に対するさらなる調査が進むことで、お肌を守る新しい化粧品が誕生する日は近いかもしれません。この研究の結果は、2026年3月26日から29日まで大阪で開催される日本薬学会第146年会で発表される予定です。


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