福山雅治が機長を務める特別放送
全国38局ネットで放送されるTOKYO FM/JFNのミッドナイトプログラム『JET STREAM』にて、シンガーソングライターで俳優でもある福山雅治が“機長”をつとめます。この番組は、特に彼の声や朗読に魅了されるリスナーが多く、放送時間は月曜日から金曜日の午前0時から0時55分までと、深夜のひとときにピッタリの内容となっています。
2025年8月4日(月)から8日(金)まで放送される特別バージョンでは、松本准平監督が書き下ろした『長崎―閃光の影でJET STREAMバージョン』を紹介します。この特別プログラムは、松本監督が描く1945年の長崎を舞台とした映画『長崎―閃光の影で―』に基づいています。映画の主題歌「クスノキ ―閃光の影で―」のプロデュースおよびディレクションも福山が手掛けており、映画のストーリーと深く結びついた内容を期待できます。
映画『長崎―閃光の影で―』のあらすじ
映画は、1945年の長崎が舞台。看護学生の田中スミ、大野アツ子、岩永ミサヲの3人は、空襲による休校中に帰郷し、日常の平穏を楽しんでいました。しかし運命の8月9日午前11時2分、原子爆弾が投下され、彼女たちの世界は一瞬にして崩壊します。街は廃墟と化し、3人は未熟ながらも看護学生として伤者の救護に奔走し、命を救うことの難しさや、生活の背後にある悲劇と向き合います。
この映画は、彼女たちが直面する厳しい現実と、命の尊さを問いかける内容になっており、観客に深い感動と考察を促します。松本監督は、この映画が被爆80年の今年に公開されることに特別な意味を込めており、平和の大切さを再考させる作品として期待されます。
福山雅治の朗読とコラボの喜び
松本監督によるコメントでは、『JET STREAM』とのコラボを楽しみにしていたことが語られています。「映画制作の過程で感じた思いを再び言葉にし、福山雅治さんにご朗読いただけることは望外の喜びです。」と監督は述べ、その試みが映画やラジオ番組に新たな深みをもたらすことを期待しています。映画を観る前、または観た後に聴くことで、より一層の理解と感動が得られるでしょう。
松本准平監督のゲスト出演
また、松本監督は8月2日の『福のラジオ』にゲストとして登場し、映画の制作秘話や見どころを福山雅治と語り合います。リスナーは、彼らのトークを通じて映画の裏側を知ることができ、期待感が高まること間違いなしです。
終わりに
映画とラジオが織りなす特別な空間。福山雅治の朗読を通じて、80年前の長崎に思いをはせ、過去の歴史と向き合う貴重な機会をお見逃しなく。この特別放送が、リスナーの心に深い感動を届けることでしょう。