新たな空へ!廃食用油を利用した航空燃料プロジェクト
はじめに
地球の環境問題が深刻化する中、企業としての責任を果たすためには何ができるのかを考える巡り合いが私たちの生活に必要不可欠になりました。そんななか、株式会社アオキスーパーが新たに始めたプロジェクト『Fry to Fly Project』が注目を集めています。このプロジェクトは、家庭や店舗の廃食用油を利用して持続可能な航空燃料(SAF)を造ることで、資源循環を推進し、脱炭素社会の構築を目指しています。
プロジェクト概要
『Fry to Fly Project』は、使い終わった食用油を再利用して航空機の燃料を作るという画期的な試みです。掘り起こすと、従来の航空燃料に比べ、CO₂の排出量を約80%削減できるとの試算も出ています。具体的には、2025年から日本航空(JAL)と連携し、家庭の使用済み油を店頭で回収し、SAFの原料として供給していく予定です。また、事業系の廃食用油も対象にし、ビジネスでも協力を進めていきます。
環境と向き合う企業として
アオキスーパーは、食材を扱う企業として、気候変動の影響を深く認識しています。農作物の栽培場所や水産資源に悪影響を及ぼす温暖化の問題は、企業活動に直接響くため、その解決に向けた取り組みは欠かせません。その一環として、『小さな挑戦!大きな未来♪』と『未来の地球のために、今!できることを♪』をスローガンに、環境への配慮を行動に移しています。
より広い理解を目指して
休止時期のプロジェクトを重視したアオキスーパーは、単なる業務改善に留まらず、次世代教育へのシフトにも掛かっています。これは、今後各自治体と連携し、小学校への出前授業を通じて、子どもたちに資源循環の重要性を伝えていくことです。子どもたちが未来を考え、実際に行動に移るきっかけを失わないよう、教育の場でこれを展開する狙いがあります。
未来への期待
『Fry to Fly Project』の成功には、多くの人々と協力が必要になります。家庭での廃食用油回収を通じ、直接的に環境への貢献ができることを広く周知し、一般の参加を促していく方針です。このプロジェクトが実を結ぶことによって、航空業界だけでなく、社会全体が持続可能な未来に向けて進んでいく希望が持てます。
おわりに
アオキスーパーは、単に利益を追求するのではなく、地球環境、資源、エネルギー問題の解決を最重要課題と捉え、今後も新たな視点で社会の課題に取り組んでいくことを約束します。私たちの身近にある資源を無駄にせず、有効活用し、未来を切り拓くための第一歩として、ぜひこの取り組みにご参加ください。
お問い合わせ
取材に関するお問い合わせは、株式会社アオキスーパー 店舗運営部までご連絡ください。
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