フードサプライチェーンの革新を目指すukkaの資金調達が注目を集める！

株式会社ukka（東京都渋谷区、代表取締役：谷川佳）が運営する食品開発・製造プラットフォーム「FOOVEST」が、シリーズAラウンドで総額3.2億円の資金調達を完了しました。これにより、これまでの累計調達額は6.4億円となります。この資金は、ukkaが掲げる「新たな創発が生まれるフードサプライチェーンをつくる」というミッションを実現するための重要な原動力となるでしょう。

FOOVESTの成り立ちとビジョン

「FOOVEST」は、国内食品小売市場において顕著な成長を遂げているサービスです。2022年3月の本格スタート以来、食品小売企業の売り場を差別化するための独自MDの強化や、新しい商品フォーマットを提案することで、取引先を着実に拡大しています。特に、日配、惣菜、グロッサリーといった様々なカテゴリでの商品展開が進んでおり、大手コンビニエンスストアやスーパーマーケットとの関係構築も強化されています。

加えて、ukkaは2024年6月には米国市場向けの商品展開を計画しています。そのため、グローバルな展望を持ちながら、多角的なアプローチで人々の食生活を豊かにすることを目指しています。

サプライチェーンの革新と技術

FOOVESTは、チャネル別に構築された独自の食品開発・販売モデルを展開しており、従来の属人性が高かった商品開発プロセスを見直しています。全国の有力サプライヤーとのネットワークや、自社開発のデータ・トレンド分析機能「FOOVEST wakaru」を駆使することで、スピーディーかつ効果的な商品開発を実現しています。この影響で、食品製造業は商品開発のDX（デジタルトランスフォーメーション）を推進し、新たな販売チャネルの拡大に成功しています。

資金調達の目的と今後の展開

今回の資金調達によって、ukkaはFOOVEST事業の成長に向けたセールスやMDポジションの強化、加えてエンジニアやビジネスデベロップメントの採用を加速する予定です。これにより、より多くの革新的な商品開発が進められ、フードサプライチェーンの全体最適化が図られるでしょう。

人材の採用についても、食品領域における経験の有無は問わないとのこと。ベンチャー企業としての特性を活かして、多様なキャリアを持つ人々の参加を促しています。興味のある方は副業の形での採用も検討しており、柔軟な働き方を支援します。

会社について

ukkaは2017年9月に設立された企業で、食品開発・製造プラットフォーム「FOOVEST」をローンチしました。「食産業の希望となり、未来を導く。」というビジョンのもと、全国の産地や食品メーカーと食品小売企業を繋ぎ、様々な課題を解決しています。

これからもukkaとFOOVESTに注目が集まる中、未来のフードサプライチェーンがどのように変わっていくのか、期待が募ります。