美を追求した新しい照明「かげあかり」がGood Design Awardを受賞

株式会社ムサシが提供する最新の屋内用センサーライト「かげあかり」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の2025年度グッドデザイン・ベスト100に選ばれるという栄誉を手にしました。この製品は、光の質と陰影の美しさを追求し、そのデザイン性の高さが評価されています。

「かげあかり」は、点灯していない状態でも空間に調和し、家のインテリアとも馴染みやすい配慮がされています。この照明は、ただの器具ではなく“光”そのものが主題になっている点が、従来の照明器具との大きな違いです。存在感を抑え、壁と一体化する設計で、センサーは目立たないように配置されています。これにより、光の美しさを引き立てつつ、気にならない存在感を実現しています。

今年度のグッドデザイン賞は、応募数5,773件の中からの選出となり、審査員である建築デザイナーの寺田尚樹さんが選んだ一品にも名を連ねました。この賞は良いデザインの製品に与えられるだけでなく、社会に対する貢献や課題の解決を目的としたデザインにも評価されます。

ムサシは、「自然とたたかう」という姿勢を持ち続け、人と自然が真に向き合うための道具作りを通じて新しい価値の創造に取り組むとしています。一般家庭向けの価格帯で、日本の美意識に根ざした光のあり方を提案するこの新製品は、「照明の本質とは何か」という問いかけを多くの人に投げかけています。

また、実際の製品の点灯する様子はこちらの動画でご覧いただけます。審査委員からは「成長しつつある充電式LED照明の分野において新たな成熟をもたらす」と絶賛され、間接光や反射光を重視した機能的なシステムであると評価されています。

今後、「かげあかり」の設計はシンプルでありながら高い汎用性を持ち、さまざまなインテリアに適応するように考えられています。忙しい現代の生活において、安心感を与える照明の存在は重要であり、「かげあかり」はそのニーズを満たす製品として多くの期待が寄せられています。

グッドデザイン・ベスト100とは

グッドデザイン・ベスト100は、その年に発表された作品の中で、デザインの美しさ、提案性、可能性が総合的に評価された商品を選出するものです。時代のデザイン基準を高めるモデルとして位置づけられています。この賞は、1957年に創設され、優れたデザインの商品に贈られる国際的な賞として多くの企業や団体が参加しています。

展示イベント情報

受賞作は「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」にて展示予定です。日程は11月1日（土）～11月5日（水）までの5日間、東京・六本木の東京ミッドタウンで開催されます。また、「GOOD DESIGN Marunouchi」では、10月29日（水）～11月9日（日）の期間、審査員のお気に入りデザインを紹介する企画も行われます。