青森の若手畜産家たちが贈る青森県産牛食の祭典

若手畜産家と青森県産牛を味わう会の盛況な開催

2025年4月15日、八戸パークホテルでは、あおもりインターナショナルファーマーズブランド推進協議会（AIFB）が主催する「若手畜産家と青森県産牛を味わう会」が盛大に開催されました。このイベントには約130名もの参加者が集まり、青森県の若手畜産家たちが自慢の牛肉を提供しました。

多彩な牛肉の魅力を味わう

参加者は、普段はあまり味わえない多様な品種の牛肉に舌鼓を打ちました。具体的には、黒毛和牛、経産和牛、短角牛、交雑牛といったそれぞれの特徴を生かした料理が並びました。特に、株式会社イチカワファームが提供した「八戸毬姫牛ランプ肉ときのこのマリネ」や、佐々木ファーム企画の「与助の牛すき焼き鍋」、SASAKIFARMの「十和田牧草短角牛の煮込みフリカッセ」といったメニューは大好評。リブロースの食べ比べでは、毬姫牛やさめっ娘牛、与助の牛、ひらかわ牛、十和田牧草短角牛が並び、参加者達を驚かせました。

特別企画も充実

さらに、特別企画として株式会社カネク醸造の新作「八戸ビール」の試飲コーナーや、株式会社MKファームこぶしが提供するこだわりのワインも用意され、牛肉とのマリアージュを楽しむ参加者の姿が見受けられました。このような飲食体験が、青森県特有の豊かな食文化を感じさせてくれる貴重な要素となりました。

AIFBの目的と活動

あおもりインターナショナルファーマーズブランド推進協議会（AIFB）は、2021年に結成された団体で、青森県内の若手畜産家たちが中心となっていますら。協議会のメンバーは、各々のブランド牛を確立し、品質向上に努める生産者たちで構成されています。市川広也会長は「参加者の感想を直接聞ける機会は、我々生産者にとって貴重な経験」と語り、国産牛の理解が深まり、消費にも結びつくことを願っています。