世界中の子どもたちに愛されるアニメの新たな未来、ZAG JAPAN設立を発表

ZAG JAPAN合同会社の設立とアニメーションの未来

フランスを拠点に活動する独立系アニメーションスタジオZAGが、2025年に日本法人「ZAG JAPAN合同会社」を設立することを発表しました。この新たな拠点は、日本文化とアニメーションを融合させたコンテンツを世界に届けるための重要なステップとなります。

ZAGの目指すもの

ZAGはこれまで、多くの国で親しまれている『ミラキュラスレディバグ＆シャノワール』を手掛けてきましたが、ZAG JAPANの設立によって、日本のアニメーションスタイルやストーリーテリングに対するリスペクトをもった作品創りをさらに深化させていくことが期待されています。CEOのジェレミー・ザグ氏は、日本の文化とアニメに着想を得て、感情豊かで美しい物語をクリエイトしたいと希望を語っています。

COOに風早完次氏が就任予定

ZAG JAPANのCOOとして、東映アニメーションで豊富な経験を持つ風早完次氏が就任予定です。風早氏は、業界に対する深い理解と情熱を持ち合わせ、ZAGの革新と日本アニメ文化の融合を推進していく役割を担います。彼はこの役割に心からの意気込みを示し、和と洋のエンターテインメントが交わる新しい物語の創造に向けて意欲を燃やしています。

音楽の力とアーティストの参加

注目すべきは、ZAGが日本のアニメソングアーティストとのパートナーシップを発表した点です。影山ヒロノブ氏と玉置成実氏がZAGの作品に参画し、音楽の面でも高いクオリティを追求しています。音楽はアニメとストーリーの要素を豊かに彩る重要な要素であり、これにより作品の魅力がさらに向上することが期待されています。

日本と世界を繋ぐハブに

ZAG JAPANは、東京に拠点を構えることで、日本のアニメ業界と国際的なクリエイティブネットワークを繋ぎ、新たなコンテンツを生み出していくことに重点を置いています。既に『Miraculous』という成功を収めた作品を持つZAGが、どのような新しいアニメーションを日本から展開していくのか、今から楽しみでなりません。