アートと食で古墳の魅力を楽しむ「はにコット」開催情報

古墳をテーマに訪れるアートと食のイベント「はにコット」

高槻市で開催される「古墳フェスはにコット」。このイベントは、古墳に関するさまざまなアート作品や雑貨、そして美味しい食べ物を楽しみながら、古墳の魅力を体感できるユニークな機会です。令和7年11月23日に行われるこのイベントは、古墳への関心を高めるだけでなく、文化財への理解を深めるための特別な催しです。

「はにコット」の歴史と目的

このイベントは、平成24年から続いている人気の古墳フェスであり、主なテーマは「古墳×アート」。古墳などの文化財や遺跡が敷居の高いものだけでなく、もっと手軽に楽しめるものとして広めていくことを目的としています。実行委員会は、古墳が次世代へと受け継がれることを願って活動しています。

古墳ファンはもちろん、文化やアートに興味のあるさまざまな人々が集まり、昨年はなんと38,000人以上が参加しました。日本で唯一立ち入ることができる大王墓、今城塚古墳での体験は、まさに新たな魅力の発見を促します。

注目の企画とエンターテインメント

今年の「はにコット」で特に注目したいのが、来場者が参加できる「古墳1グランプリ」。この企画では、埴輪を模したスイーツや古墳、古代をテーマにした雑貨が公募され、来場者の投票によってトップ3が選ばれます。141人のクリエイターと38店舗のフードがエントリーし、実物をその場で見たり食べたりしながらお気に入りを探す楽しみがあります。

また、特設ステージ「KOHUN STAGE」では、たかつき観光大使のウルフルケイスケさんをはじめ、高槻市出身のROLLYさんや古墳ソングで有名なまりこふんさんなど、30組以上のアーティストがパフォーマンスやトークを繰り広げ、会場を大いに盛り上げます。

お土産や記念品も充実

今年の「はにコット」では、御墳印（ごふんいん）を先着500人に販売します。今年のデザインは、地元の特産品を活かしたヨシ紙を使用しており、来場の記念として集める楽しみがあります。（1枚300円）

さらに、古墳や埴輪に関するマスコットキャラクターたちも登場し、写真撮影会も予定されています。「はにたん」や「はに丸くん」といったキャラクターたちとの記念写真は、イベントならではの楽しい思い出になることでしょう。