詩劇『われに五月を2026』
2026-07-07 09:30:15

寺山修司生誕90年記念公演『われに五月を2026 -失名-』の魅力とは?

寺山修司生誕90年記念公演『われに五月を2026 -失名-』



2026年、寺山修司生誕90年を迎えるにあたり、その作品が今なお色あせることなく、再び私たちの前に現れます。7月10日(金)と11日(土)、東京都港区南青山の南青山MANDALAで上演される詩劇『われに五月を2026 -失名-』は、昭和精吾の没後10周年を祝う意味も込められています。

昭和精吾事務所の新たな挑戦


今回の公演は、新体制10年を迎えた昭和精吾事務所が主催。昭和精吾は、生涯を通じて寺山の詩を語り続け、その手法である緻密な語りを駆使し、情景の豊かさを聴覚で楽しませてきました。『われに五月を』はその代表作の一つであり、新たに再構築されることで、私たち観客を未知の体験へと誘います。

顔を失い名前を失った者たち


今回の演目は『失名』をテーマに、逃亡者や無名の者たちの声を紡ぎます。寺山修司の生原稿を基にした新たな解釈は、53年ぶりの上演となる『五十音別電話帖』や遺稿『懐かしのわが家』などが含まれ、観客に深い問いかけを行います。特に、著名な音楽家J・A・シーザーの劇伴や、西邑卓哲による音楽が絡み合い、詩を通じて血が流れるような感覚を提供します。

豪華な出演者陣


この詩劇には、こもだまりや西邑卓哲、梶原航といったメンバーに加え、常盤美妃や上入佐秀平、さらには演劇実験室◉万有引力の小林桂太や関口マーフィーも参加します。独特の演技力で舞台を引き締め、観客を魅了することでしょう。また、特別ゲストとしてプログレバンド・曇ヶ原とEVRAAKも参加し、それぞれのスタイルで詩劇と絡むパフォーマンスを披露します。

アートとしての詩劇


詩劇『われに五月を2026 -失名-』は、ただの演劇ではなく、アートとしての側面も強く持っています。観客が体験するのは、昭和精吾の送る言語の洪水、聴覚の中での衝撃的な体験です。特に、構成や演出を担当するこもだまりのセンスが光る舞台は、観る者に深い感動をもたらすこと間違いなしです。

チケット情報


チケットは現在、カンフェティにて発売中です。一般料金は4,000円ですが、カンフェティ特別席では3,000円で購入することが可能です。生の舞台で感じる寺山修司の詩と昭和精吾事務所の新たな挑戦、ぜひお見逃しなく!

観客を新たな異界へと誘うこの詩劇は、寺山修司の作品が持つ独特な魅力を再確認する絶好の機会です。来たる公演で、言葉の力とそれが生み出す情景の数々に触れることをお勧めします。


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