秋の夜に聴きたいホラーと怪談のサウンドトラック
サウンドトラックレーベルCINEMA-KANが、ホラー映画ファンと怪談ファンにとって待望の新作を届けます。1963年に公開された東宝特撮ホラー映画『マタンゴ』と、1970年の異色任侠怪談映画『怪談昇り竜』のサウンドトラックが同時に発売されることが決定しました。両作品はそれぞれ全く異なる魅力を持ちながらも、長らく入手困難だった名作の音楽を一度に楽しむ絶好の機会となります。
『マタンゴ』の魅力
『マタンゴ』は特撮ファンや怪奇映画ファンにとって特別な作品です。この映画が公開されてから60年以上経つ今、特に注目されるのは、そのサウンドトラックのリリースです。最新のリマスタリングが施され、ボーナストラックには別テイクや効果音が収録されるほか、別宮貞雄による『国際秘密警察 鍵の鍵』の抜粋も含まれています。これにより、映画の世界観をより深く楽しむことができ、ホラー映画の奥深さを味わえる音楽体験が提供されます。
初CD化の『怪談昇り竜』
次に紹介するのは、『怪談昇り竜』のサウンドトラックです。この作品は日本国内外で熱狂的な支持を受け続ける“キング・オブ・カルト”映画の一つですが、今回初めてサウンドトラックCD化されます。音楽はその名作『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』の作曲で知られる鏑木創によるもので、主題歌「仁義子守唄」と挿入歌「恋に命を」など感情豊かな楽曲が収録されています。これにより、映画の雰囲気を再現しながら、音楽としても楽しむことができるのです。
秋の夜長にぴったり
これら二つのサウンドトラックは、秋の夜長にぴったりのアイテムです。心に残るメロディや不気味な効果音に包まれながら、映画の世界に思いを馳せることができるでしょう。映画のストーリーを振り返りながら、サウンドトラックを聴くことで、より一層作品の魅力を感じることができます。
まとめ
CINEMA-KANレーベルからの特撮ホラー『マタンゴ』と任侠怪談『怪談昇り竜』のサウンドトラックの同時発売は、今秋必見のイベントです。ホラーと怪談のそれぞれの世界観を音楽で楽しみながら、特別なひと時を過ごしてみませんか? 今後のリリース情報や購入方法は、ディスクユニオンのホームページやCINEMA-KANの公式サイトをチェックして、ぜひお見逃しなく。