マックハウス新経営体制の発足
2025年5月21日、株式会社マックハウスは新たな経営体制を正式に発表しました。この新しい体制は、取締役7名および監査役1名の選任議案が可決されたことによって実現し、今後の店舗運営や商品の開発に大きな影響を与えると期待されています。
新体制の特徴
新たに経営陣を率いるのは、児玉和宏氏が代表取締役会長、そして石野孝司氏が代表取締役社長として共にリードするツートップ体制です。両者は、ジーエフホールディングスとの提携を活かし、物流や商品開発においてシナジーを最大限に引き出すことを目指しています。この協力により、業務効率や商品開発の強化が見込まれるため、今後の成長に向けて大きな期待が寄せられています。
さらに、コーポレートガバナンスの強化を図るため、外部取締役による独立した視点からの監督や助言も取り入れることで、より透明性の高い経営を実現します。
経営改革プログラムの設立
マックハウスでは、新たな経営改革プログラムも立ち上げられました。プライベートブランドの魅力を高めるため、機能性の向上が図られるほか、AIやデジタルツールを駆使した業務プロセスの効率化と在庫の最適化を推進し、収益の根本的な改善が試みられています。
さらに、ライフスタイル領域への事業拡張も計画されており、衣服だけでなく住まいや食、健康の各分野にも提案を広げることで、持続可能な成長を狙います。
新役員たちのプロフィール
新体制では、多種多様な背景を持つ新役員が揃っています。児玉会長は、50社以上のグループ企業を統括した経験を生かし、サプライチェーンの最適化やECの強化に取り組みます。石野社長は、営業部門での豊富な経験を活かし、組織改革や業績の回復に貢献します。また、小林大介氏は、管理統括本部長として財務体質の改善や業務効率化を図り、持続的な成長基盤を作ります。
今後の展望
マックハウスは、CVC設立やファッションTechへの投資を積極的に進め、新たなイノベーションを取り入れることで競争力を高めます。また、サブスクリプション型のD2Cサービスなど、新たな事業モデルの構築も視野に入れています。
今後、アパレルとテクノロジーの融合によるブランドポートフォリオの強化を進め、持続可能な企業運営を目指すマックハウスの挑戦にご注目ください。
会社情報
株式会社マックハウスは、東京都杉並区に本社を置くカジュアル衣料を専門とする小売会社です。2025年2月末時点で、全国に250店舗を展開し、従業員は260名を数えます。新たな経営体制の下、さらなる成長と革新を目指します。
公式サイト:
マックハウスコーポレートサイト
お問い合わせ:
電話番号: 03-3316-1911