ヒマラヤの自然を守る！あなたも参加できる植林活動

ネパールのヒマラヤでは、森林が減少して多くの問題が発生しています。この問題に立ち向かうために、株式会社アムリターラは「ヒマラヤ岩塩バスソルト」の売り上げの一部を寄付する活動を行っています。これにより、環境保護と現地の人々の生活向上を目指す植林活動に支援をしています。

植林活動の現状

2025年6月現在、アムリターラが寄付を通じて支援している植林活動では、すでに17,100本の樹木が植樹され、東京ドーム約2個分に相当する面積、すなわち約9.93ヘクタールが緑化されています。この活動は、ヒマラヤの環境問題に対する持続的な支援の一環として徐々に進行しています。

ヒマラヤの森林減少問題とは？

1950年代からの急激な森林減少は、地域の村々に深刻な影響を与えています。生活に必要な資源として、木材や牧草が求められ、森林の減少が進む中で、土砂崩れが頻発するようになりました。1990年代から現在にかけて、毎年約2%のペースで森林が減少しており、特に現地住民の生活にも大きな影響が出ています。

環境問題と温暖化の関係

ヒマラヤ山脈では、地球温暖化による影響で「氷河湖決壊洪水（GLOF）」が増加しています。これは、氷河の融解によって形成される短命の氷河湖が、決壊することで引き起こされる土砂災害を指します。このような現象は、村々での生活にさらなる脅威を増しています。実際、2100年にはヒマラヤに存在する氷河の30%から60%が消失するとの予測もあります。

植林で叶える未来

アムリターラが寄付を通じて支援する「ヒマラヤ保全協会」は、現地での利用が高い樹木を優先的に植樹することに取り組んでいます。これにより、地域の緑化だけでなく、土砂災害の防止にも貢献しています。また、2024年には、ヒマラヤ保全協会の活動50周年を記念し、日本の桜の木を植樹するプロジェクトを開始します。この背景には、ヒマラヤが日本の桜の起源地であるという意義も含まれています。