アメリカ横断ジャズの旅『スケッチ・オブ・ブルー』
2025年、独立系出版社コラクソーから新刊『スケッチ・オブ・ブルー』(第1巻 アメリカ合衆国編)が登場します。この書籍は、ジャズの聖地を巡り、人気漫画『BLUE GIANT』の主人公・宮本大が持つ情熱を追求する形で、著者がシアトルからニューヨークまでを旅し、その景色をカメラに収めたものです。新たな音楽発見と旅の醍醐味を詰め込んだ一冊に仕上がっています。
著者は旅の初め、ただの聖地巡礼をするつもりでしたが、次第にその想いはライフワークへと発展していきます。10章にわたりアメリカ各地のジャズの魅力を掘り下げ、それぞれの都市で異なるサウンドスケープを体験できる構成となっています。この本を読んでいると、ページをめくるごとにその場所で響くジャズの音色が耳に残り、まるでその場にいるかのような臨場感が得られるのです。
特に、無名のアーティストから新進気鋭の人気奏者、さらにはヨーロッパから訪れる音楽家たちの演奏が、豊富な写真とともに収められています。読者は音楽の流れや都市の風景を通じて、歴史的なジャズの聖地を深く感じ取り、「漫画から飛び出したような新しい物語」を楽しむことができます。
おすすめのコメント
著名な写真家、佐藤健寿氏は「この本は、ジャズ愛好者や『BLUE GIANT』ファンが共鳴し合う作品であり、著者の冒険心あふれる挑戦に感動しています」と称賛の声を寄せています。また、キーボード奏者のBIGYUKI氏も「多様な街で繰り広げられるジャズの素晴らしさが詰まっていて、自分自身の音楽への冒険を振り返りながら楽しむことができました」とその魅力を語っています。
ポップアップイベントも開催
この書籍の発売に合わせて、2025年4月6日から4月20日まで、ブルックリンパーラー新宿で「スケッチ・オブ・ブルー展 〜東海岸編〜」が開催されます。このイベントでは、書籍に掲載された写真を中心に、食事やカフェ、音楽を楽しむことができます。また、会期中限定のディスクガイドZINEの販売もあります。週末の夜にはDJが登場し、さらなる魅力を演出します。
この機会に、自分自身の人生を振り返りながら、音楽や旅の醍醐味を堪能してみてはいかがでしょうか。『スケッチ・オブ・ブルー』は、あなたに新しい発見と感動を与えてくれることでしょう。