資生堂の快挙
2025-03-06 13:03:46

資生堂クリエイティブが世界のデザイン賞に輝く!

資生堂クリエイティブが世界のデザイン賞に輝く!



資生堂クリエイティブ株式会社が、名高いiFデザインアワード2025でその才能を証明しました。今回は、特に印象的な2つの作品が受賞を果たしました。それは、和の美しさを象徴するウィンドウディスプレイ「在る美」と、個性を重視したメイクアップブランド「inoui」です。これらの作品は、日本の伝統文化と現代のデザインが融合したものであり、その評価は国内外で絶賛されています。

iFデザインアワードとは



iFデザインアワードはドイツのiF International Forum Designが主催する、世界的に権威のあるデザイン賞です。2025年度では、66の国と地域から約11,000点もの応募作品が集まりました。そんな競争の中で、資生堂クリエイティブは見事に受賞を果たしたのです。

在る美:伝統工芸の新たな展示



「在る美」は、資生堂銀座ビルのウィンドウディスプレイとして秀逸なデザインを提供しました。この作品は、日本の伝統的な工芸品「和傘」をテーマにしており、クリスマスツリーとリースを融合させた鮮やかな演出が目を引きます。資生堂は、和傘に対する人々の愛着が薄れつつある現状を鑑み、伝統技術を新しい形で現代に甦らせることを目指しました。

デザインは、単なる形や色だけでなく、その背後にある文化を映し出します。アートディレクター兼デザイナーの金内幸裕氏は、伝統工芸に秘められた美を探求することの大切さを強調し、このプロジェクトに込めた思いを語っています。彼にとって、受賞はデザインの重要性を再認識する契機となり、多くの人々に伝えたいメッセージを届ける一助となったことでしょう。

inoui:個を尊重するメイクブランド



もう一方の受賞作「inoui」は、1980年代に誕生した大人気メイクアップブランドです。このブランドは、他と異なる美しさを大事にし、女性たちが自分自身の美を見出すことをサポートしています。日本の美容業界が均質化する中、inouiは「個」の美を尊重し、自己表現を応援する強力なメッセージを持っています。

新たなパッケージデザインは、クリエイティブディレクターの永田香氏によって手掛けられ、彼女の情熱が詰まった作品です。フランス語で「比類ない」を意味する名前に相応しいデザインを追求し、使うたびに心が躍るような体験を提供したいという想いが込められています。

まとめ



資生堂クリエイティブ株式会社がiFデザインアワード2025で受賞したことは、ただの成果だけではなく、日本の伝統や個性を大切にする姿勢を世界に示した証でもあります。これからも、彼らの挑戦が注目され、多くの人々にインスピレーションを与えることでしょう。最高のデザインを背負って、未来へと踏み出す資生堂クリエイティブの歩みに期待が寄せられています。


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